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2014年10月 4日 (土)

分析家の独り言 591(依存症:意志と自律性)

依存症や耽溺症は、そのことを止めたいが止められないという

性格上の欠陥があります。

アルコール依存症はお酒を飲むことが自分の身体に良くなく、

酔っ払って周りに迷惑をかけるなどし、本人も止めたいけど止めらない。

CHAGE and ASKAASKA被告の薬物依存も同様です。

彼が20年以上に渡り違法と知りつつ、もしわかれば社会的立場も無くすことを

わかっていながら、違法薬物を止めることができませんでした。

止めなければいけない、止めたいのに止められないとは、意志薄弱とうことです。

お酒、薬物を止めるという意思をしっかり持つことです。

自分で自分を律する力と意志がなければ、

依存、耽溺の世界から脱することは出来ません。

自分の意思をもつということは、自分で決定するということです。

これを自己決定能力といいます。

人生は日常の些細なこと、例えば何時に起きて、何を食べるかなどから、

人生を左右する大きなこと、例えば学校や職業、結婚を決めるなど、

様々な選択の連続です。

この時、自分の考え・意志を持たなければ決めることが出来ません。

人の意志や指示命令に従っておけば、自分で考えることも決めることもなく楽だ、

になります。

そうしているうちに益々自分で考えなくなり、意志もモ持たず、

最後は動けなくなります。

また親は子どもの意志を尊重せず、「あれしなさい」、「これしなさい」、

「それはダメ」と指示命令することで、子どもの意志と主体性を奪っていきます。

自分の足で自分の人生を歩むことが充実感につながります。

自分で「こうする」と決めるから、「やる」という実行が出来ます。

決めない限り「やる」は出てこないので実行には結びつきません。

どこに向かうかを決定し、そこに向かう、ここに意志が働きます。

子どもが意志を持つためには、親の考えや意志を押し付けず、

子どもの意志を尊重し、まず子どもの意向を聴きます。

「あなたはどう思う?」、「どうしたい?」と聞かれることで、

子どもに思考力もつきます。

自分はどのように育ったか、そして子どもにどのように対応し育てたかを

振り返ってみてはどうでしょう。

           インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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