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2014年10月17日 (金)

分析家の独り言 596(思いは現実になる)

精神分析は無意識、コンプレックスを意識化、言語化します。

無意識には自分が意識できないことがたくさんあります。

自分であるのに、知らない自分がいっぱいいるようなものです。

そのために、にわかには信じられなかったり、まさかと思うようなことがあります。

しかし、よくよく考えてみると、思い当たることがあり、「そうか」、

「そうだな」と気づいて受け入れていきます。

その知らなかった、意識できなかった自分を知っていくことで自己認識が広がります。

そうして意識が広がっていき、個性化・自己実現に至ります。

無意識が少なくなると、コンプレックスが少なくなります。

つまり、葛藤が少なくなります。

葛藤とは、相反する同等な思考・感情が共存し拮抗している心の状態です。

コンプレックス、葛藤があると、勉強したいけれど勉強しようとすると、

テレビを見たくなったり、漫画を読みたくなります。

時間のある時はボーとして何をすることもないのに、時間がなくて「これをしよう」とするとできない。

したいけどできない、やりたくないけどしなければならない、

そういう矛盾した葛藤を無意識に溜めておくので、

やりたい時にやりたいことがストレートにできません。

やりたい時にやりたいことをしていると、勉強したい時に勉強できます。

それを「何か食べたい」と思ったときに、「それはいけません」、「後にしなさい」

と言われると、自分の欲望を抑えなければいけません。

食べたいことも、勉強したいことも欲望としては同じです。

食べたい時に食べたいものを食べていれば、勉強したい時に勉強ができ、

遊びたい時に遊べます。

ところが、遊びたいのに「勉強しなさい」といわれると、したい時にしたいことが

できない構造ができてしまい、これがコンプレックスになります。

寝たい時に寝られないで不眠症になることもあるでしょう。

このように、欲望が全くズレていく構造がコンプレックスにあります。

このコンプレックスを解消すると、思い通りに行動できます。

コンプレックスの多い人は、何かをしよう、したいと思った時、「してはいけない」、

「また怒られる」と葛藤するため、したいことを止めてしまいます。

「あれがしたい」、「これが欲しい」と頭の中に浮かぶけれどできないので、

その思いが自分を悩ませます。

無意識を意識化して葛藤が少なくなると、どっちともつかない矛盾した考えや思いに

悩むことがないので、精神内界で費やすエネルギーが少なくなります。

すると心的エネルギーは外に現実に向かって使われるために、現実を切り開き、

現実が実りあるものになっていきます。

葛藤を亡くしていき、自分が「こうしたい」と思ったことが現実になり、

物質化されます。

これが『思考は物質化する』ということです。

分析とは無意識の中に心の宝物を探す旅です。

               インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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