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2014年11月14日 (金)

分析家の独り言 602(コンプレックス・葛藤)

人は何かをしようと思うと、コンプレックス、葛藤が作動し

「やりたいけれどやってはいけないのかな」とか、

「また怒られるのではないか」、「失敗するのではないか」と思い、止まってしまいます。

これでは思い通りに事が運ばず、したいのに出来ないとイライラしてかえって悩んでしまいます。

「ああしたい」、「こうしたい」、「それも欲しい」と頭の中に浮かぶけれど、

それを打ち消し否定する反対の思いが出てきて、結局出来ないため悩みます。

「やってはいけないのかな」、「また怒られるのではないか」、

「失敗するのではないか」は、全て想像です。

この思い込みと想像が自分で止められません。

またコンプレックスは一つの対象に対する愛と憎しみの両価性を持っていたり

ある対象に対して好きという感情があるけれど、その感情を出すことが

恥ずかしいとか怖いというように抵抗を感じたりします。

このようにコンプレックスには一つの感情に対して複雑な価値や観念がついています。

このために素直に好きだという表現が出来なくなってしまいます。

怒りや攻撃的感情の場合も、本当は怒りを出したいけれど、

出すと大変なことになってしまうので押さえてしまいます。

この抑圧を取ってしまうと抑えていた感情が一気に噴出します。

その時、自分が何の感情を抑圧していたか、どんなコンプレックスを持っていたかを知ります。

普段穏やかだった人が突然豹変しキレて暴力的になると、

周りの人には訳がわからず、それまでの人間関係にひびが入り崩れてしまいます。

コンプレックスはいつも出たがるものなので、出てはいけないと見張っています。

出たがるコンプレックスに対して出ては困る自分との闘いが葛藤です。

出たがるコンプレックスが例えば100個あったとしたら、

100個全部を出ないように見張らなければならないので大変疲れ、

めまいがすることもあります。

分析によって自分にどういう無意識、コンプレックスがあるかを知って意識化・言語化すれば、

意識でコントロールすることが出来、出てこないように見張る必要もなくなり、

軽やかに生きられます。

                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

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