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2014年12月 8日 (月)

分析家の独り言 610(赤ちゃんの泣くサインの受け取り方)v

赤ちゃんは泣くことでサインを送り、それが言葉の代わりになります。

ですから、私達大人が思うように泣くことは悲しいとか、辛い、悔しいという意味ではありません。

しかしこのように感じてしまうと、泣かれると「これだけ世話しているのに

まだ何が悲しいこと、辛いことがあるのか」となってしまいます。

しまいにはお母さんが泣きたくなったり、イライラしてしまいます。

子どもの要求に応えられない自分は母親としてダメなのではないか、

子どもに嫌われているのではないか、子どもが思うように動いてくれないことから、

罪意識を持ってしまい、溺愛してしまうこともあます。

赤ちゃんが泣くのはお母さんに来て欲しい、オッパイが欲しい、

おむつを換えて欲しい、抱っこして欲しい・・・など、赤ちゃんの欲求です。

人は生まれた時から言葉をしゃべり、「お母さん来て」、「そろそろオッパイ飲ませて」と言えれば、

世話するお母さんにもわかりやすくていいのですが、そうではありません。

赤ちゃんの泣くという行為に、お母さんがどういう意味をつけるかが問題です。

その意味の付け方が、そのお母さんの無意識・コンプレックスに関わります。

そしてそれがお母さん自身が育てられる時に、赤ちゃんであった自分に母が抱いた想いです。

泣かれてもぐずられても、世話し抱っこされたお母さんは、また同じようにします。

子どもへの愛着があれば出来ます。

振りかえれば、泣いたとき文句を言われ自分が責められているような気がして、

これ以上何が足りないのと思ったけれど、

ただ抱っこして欲しくて泣くこともあり、「私を求めて、頼って泣いているんだ、可愛いな」

と思えればよかったと思います。

「お母さん、寝かされっぱなしは嫌だよ、抱っこして」も赤ちゃんは泣くということでしか

表現できないことをわかっていませんでした。

                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

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