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2014年12月11日 (木)

分析家の独り言 612(怒りっぽい人)

口唇期(01.5歳)に母の対応が適切であれば、基本的信頼を学びました。

反対に不適切な母の対応で欠損した場合は、赤ちゃんには快よりも不快が多くなります。

すると、不快と不満、不信によってイライラし、攻撃的性格になります。

いつも心の中が不快と不安で不安定になり、怒りっぽくなります。

子どもでも大人でも怒りっぽい人がいます。

本人にはなぜイライラするのかわからないでしょう。

口唇期の不満を抱えているとはわかりません。

適切な世話をされて、期待したものが期待した通りに得られたら心は安定します。

心配もいりません。

ところが期待したものがいつも得られず欠損した状態では、不安と怒りが充満します。

基本的信頼を学習出来なかった場合、人は基底不安を学んでしまいますので、

何があっても常に不安になります。

乳児期に不安がもたらすものは自家中毒で、後にこれが乗り物酔いになっていきます。

子ども時代に乗り物酔いがあったということは、基底不安があるとわかります。

不安が強いと睡眠にも影響します。

不安が強いと健康的に生きることが難しくなり、

基本的信頼感、安心があれば穏やかに長生きできるでしょう。

分析で自分を知っていくと、以前は無性にイライラしたことや引っかかったことが、

気にならなくなり、生きやすくなります。

               インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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