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2014年12月23日 (火)

分析家の独り言 616(肛門期性格:下痢、便秘)

肛門期(1.54歳)には、トイレットトレーニングを通して

排泄をコントロールすることを学び、

固執、保持、破壊、喪失の四つの言葉を軸に性格が形成されます。

ためることなくすぐに出す人は、破壊と喪失が強く、身体的には下痢傾向になります。

こういう人はあまり考えずに思ったことをすぐに口に出すので、

トラブルになることもあるでしょう。

喜怒哀楽の感情もスロレートに出し、お金も後先考えずに衝動買いをするなどし

浪費になりがちです。

反対に固執と保持が強い人は我慢強く、ため込みあまり出しません。

そのため身体的には便秘になります。

思っていてもなかなか口に出さず、感情的になることも少ないでしょう。

お金に関しては、財布の紐はかたく、いわゆる渋ちん、ケチです。

肛門期性格の人は、マルかバツか、ゼロか百か、黒か白かの二分法で、

どちらか一方しか表現できないので、程良さに欠けます。

能動的に前に出る時と、一歩引いて受身的に対応する時をうまく使いこなせるといいのですが、

能動性で積極的にグイグイいくだけか、

受身性だけで前に出ず引くばかりかのどちらかになってしまいます。

いかに両極端なものを自分の中で統合し、

程よくその場その時に応じて使うことが出来るかが大事です。

肛門期は極端にどちらかに片寄るか、程よく統合できるか、

その子どもの一生をほぼ決めてしまう大事な時期です。

トイレットトレーニングを通して1.54歳の時期に、自律性はじめ、

その後の人生を生きていくために大事な精神や性格がつくられることを

何も知らずに子育てしていました。

そんなに大事な時期と知っていたら、

もうすこし違った対応が出来たのではないかと残念に思います。

インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

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