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2014年12月29日 (月)

分析家の独り言 617(オールOK No.3)

中・高生の子どものいるお母さんから聞いたのですが、

高校生くらいになると子どもが自分のお弁当を作ったり、

お母さんが忙しいときは自分で洗濯をしたりするそうです。

そういう家庭が結構あるので、子どもに『オールOK』しているクライアントは、

「子どもの言う通りに対応している」などとは言えない、

もし「オールOKしている」などと言ったら、

「そんなことしてるの」と驚かれ、

「子どもにやらせたらいい」と非難されると言われます。

『オールOK』は周りの大多数の家庭の考え方、やり方とは反対なために

理解されることは少なく、周りとの軋轢が生じます。

『オールOK』しない多数派が正しいと思ったり、理解されないために

『オールOK』していくことは大変なことです。

それでなくてもお母さんは自分のコンプレックスと戦いながら

子どもに対応しなければならないので、

取り組まれる親御さんは少ないのは当たり前です。

迷いや疑問を持ちながらも、やっぱり『オールOK』しかないことを理解して、

努力し実践するお母さん、お父さんを分析で支えていきます。

まず高校生で自分のお弁当を作りたい子どもがいるでしょうか。

それは本来、親の役目であり、それを子どもにさせるのは

親の手抜きであり、甘えです。

18歳まで親が子どもの世話をします。

その世話が適切でなければ、その後も子どもは要求してきます。

当然それに応えます。

そうすることで子どもの精神は成長し、いつまでも親に頼らず、

今度は自分の力を試したくなり自立に向かいます。

ところがまた多くの方が、いつまでも子どもの言いなりになっていたら、

一生こきつかわれていつまでも世話をさせられると言われます。

世話して欲しいのにしてもらえず、いつまでもそこに固着させないために

子どもに要求されたことにしっかり応えていきます。

中途半端に対応して子どもに応えきらないのは、

親が子どもをいつまでも自分の傍に置いておきたい、

しがみつかせておきたい無意識がある。

無意識ですから、自分で気づき認めることはまず普通では出来ないことです。

それを個人の分析や理論を学ぶ中で、『オールOK』の意味を理解して実践していきます。

一口に『オールOK』といいますが、その奥は深く

いろいろな理論と意味が込められています。

インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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