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2015年1月 7日 (水)

分析家の独り言 618(子どもに枠をはめないために)

人の言動に無意識が関与するため、親の無意識は子どもにコピーされていきます。

子どもは母親の胎内にいる時からへその緒を通してダイレクトに影響を受け、

生後、母親の子どもへの対応、接し方に無意識が表われます。

例えば、おむつを取り替えを赤ちゃんは自分では出来ないので、

母親のおむつを換えるタイミングに従うしかありません。

きれい好きで清潔感に関心の高い母親は、頻繁におむつを見て取り替えます。

反対にずぼらで清潔感に関心のない母親は,おむつをあまり取り替えません。

母親のきれい汚いの二項対立という肛門期性格が、我が子の世話行動にそのまま反映します。

程よくきれい好きなのはいいのですが、過剰にきれい汚いにこだわり、

それが極端になっていくと、電車の吊り革が持てないとか、

公共にトイレに入れないなど、

更に手や身体を何時間も洗わないと気が済まないなどの心の病に至ります。

また、きれい汚い、清潔感は整理整頓、片付け、掃除にも関わります。

母親が片付けることにこだわると、子どもにも掃除や片付けを強要します。

子どもが遊んだおもちゃや、身の回りの物を片付けないと

イライラして怒る母親もいます。

すると、きれいで片付いているその度合いは母の基準に合っているかいないかによります。

母親の基準にあっていれば子どもは怒られませんが、合っていなければ怒られ、

片付けることを強いられます。

子どもが自分で自分の基準を得ていく前に、

母親の基準が子どもにはめられてしまうことになります。

この基準とは枠ですから、~であるべき、~でなければならない、という

親の枠を子どもにはめることになり、

後のこの枠を外すために大変な労力がいります。

自分が親にはめられた枠で生きていることに気付かずいく人もいますが、

それは自分の人生とは言えず、楽しく豊かな人生とはならないでしょう。

親の枠を子どもにはめないで、

子どもが自分で試行錯誤し経験してながら学習していけるようにすることが肝要です。

親の価値・考え、無意識を子どもに押し付けないことです。

そのためにまずお母さんの口を止めて黙ること。

そして子どもの言うことをよく聴くことです。

実践していくとお母さん方は、「下手なことは子どもに言えませんね」と言われます。

いかに子どもの言うことを聴かず、自分の愚痴やコンプレックスを垂れ流していたかに気付きます。

                                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ラカン 精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

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