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2015年3月 9日 (月)

分析家の独り言 638(興味、関心、好奇心、気力、感動)

物事への興味がないということは、好奇心がないということです。

好奇心とは知らないこと、見たことのない物事を知りたいと思う心です。

それは探求心(探し求める)、探究心(真の姿を探って見極める)になっていきます。

すると、自分の好きな物事を探求し、例えば学問を探究するかもしれません。

対象に対して興味・関心・好奇心を持たないその基には、

自分に対して興味・関心を持たれたことがないということがあります。

自分に対して興味・関心を持ってくれる人、それはまず親です。

産むには産んだけれど、その後適切に世話をしないとうことは、

その子に興味・関心がないと同じです。

過剰に世話したとしたら、その子が望んでいることに関心を向けていないということです。

自分が望まないもの・事を与えられても、真の満足はありません。

反対に「あなたはこれが欲しいでしょう」、「これを望むことがいいことです」と

他者(親)の望みを押し付けられたことになります。

人は何も知らないところから人生が始めるので、全て真似て学習していくしかありません。

興味・関心・好奇心がなければ、真似よう、学ぼうということもおきません。

何かをしたいとか、出来るようになりたいとか、目標・目的、達成意欲がないために、

自発性がなく、外に向かって働きかけず閉鎖的になります。

すると気力が出ない、気力がないということになります。

気力が出ないのは、気力がでないようにふさいでいるものを取り除けば出るようになります。

しかし、気力がないとなると、無いところから作らなければいけないのでこれは大変です。

更に、無気力、無関心、無感動になってしまうと、動けなくなってしまいます。

生きながらに死んでいるようなもので、

気力、好奇心、感動があるということが生きているということです。

私は私自身に興味・関心を持ち続けて、自分とは何者か理解したいと考えて、

精神分析の世界に足を踏み入れました。

そしてそれが同時に、人間への関心・興味になりました。

            インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

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