« 分析家の独り言 638(興味、関心、好奇心、気力、感動) | トップページ | 大阪出張セラピーのお知らせ(平成27年3月13日) »

2015年3月10日 (火)

分析家の独り言 639(オールOKと自発性)

自発性とは、自らが欲することをなす、ということです。

主体 欲望 行動  自発性

つまり、自分の主体と欲望によって行動したことが=自発性です。 

食べたい時に食べたいものを食べたい量食べる、

寝たい時に寝る、遊びたい時に遊ぶ。

多くは、自分の主体に他者または社会(法律・道徳)が入ります。

他者とは子ども時代にはほぼ親であり、親の欲望で、私が行動することになります。

または社会が要請することで、私が行動します。

すると、食べたくないのに「食べろ、食べろ」と言われて食べさせられたり、

反対にもっと食べたいのに、「食べ過ぎだ」と言われて食べられなかったり、

まだ寝たくないのに時間だからと寝させられたりします。

そうして自発性ではなく、他発性といったらいいでしょうか、

つまり自分以外の人の指示命令によって動くことになります。

こうして子どもの頃から他者の欲望によって動かされると、

自分の欲望が何なのかわからなくなります。

他者の指示やマニュアルがあると動けますが、自分から動けなくなります。

指示やマニュアル通りに動くことは、自分では何も考えなくてもいいので楽なのです。

自分にはどれだけの自発性があるでしょう。

興味ややりたいことはあるけれど、時間がない、お金がないから出来ないとよく聞きます。

これは言い訳であって、本当にそのことをやりたいと考えているとは言えないのではないでしょうか。

社会適応することも大事なことです。

自分のしたいこと、好きことだけしてはいられません。

ですが社会適応だけに走ると、自分を見失ってしまいます。

社会に適応する自分と、趣味など楽しみ・遊びの自分をバランスよく持ち、

使い分けるといいでしょう。

子育てでは、『オールOK』することで、子どもの自発性が育ちます。

子ども自身の欲望を肯定され、子どもは自分の欲望で行動することが出来るのですから。

その中で子ども自身が抑制を学んでいきます。

自発性は物・事・人への興味関心、能動性にもつながります。

  インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

« 分析家の独り言 638(興味、関心、好奇心、気力、感動) | トップページ | 大阪出張セラピーのお知らせ(平成27年3月13日) »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 分析家の独り言 639(オールOKと自発性):

« 分析家の独り言 638(興味、関心、好奇心、気力、感動) | トップページ | 大阪出張セラピーのお知らせ(平成27年3月13日) »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ