« 大阪出張セラピーのお知らせ(平成27年3月13日) | トップページ | 大阪 子育て相談室 日程のお知らせ(平成27年3月24日) »

2015年3月15日 (日)

分析家の独り言 640(外向性・内向性:自分を成長させる)

自我の関心が、外の世界に強く向かっているものを『外向性』、

心の内的世界に関心の高いものを『内向性』といいます。(ユング)

関心が外の世界に強く向くということは、

積極的に外の対象、物・事・人と関わろうとする行動的な人です。

そのように人が自分以外の外と関わろうとするには、外の世界への安心、安全、信頼が必要です。

そして自分の存在、自分の主張が受け入れられるだろうと考えているから、

外に向かって働きかけます。

反対に、外の世界を危険とみなせば、自分の存在・主張は否定され拒否されるだろうと考えます。

するとそんな外の世界からは撤退し、心、内的世界にしか関心を向けられなくなります。

外の世界を安全・安心とみるか、危険・不安とみるかは、

人にとっての最初の対象であり、自分以外の、外の世界の人である母との関わりによります。

母に受け入れられ認められたことが多ければ、子どもは自分をOKな存在とし、

同時に母、外の世界を安全・安心と捉えます。

母に怒られたりして否定され、拒否された、更に虐待を受けたとしたら、

母、外の世界はその人にとって危険に満ちたものになります。

ただ一概に外向性が良い、内向性が悪いとうことではありません。

外向性と内向性は相反します。

この外向性と内向性が程よく統合されると、性格・人格的にバランスが取れます。

統合されないと、外向性・内向性のどちらかに片寄ってしまうか、引き裂かれてしまいます。

外向性の高い人は、反省することなど内的な世界や宗教的なものに関心がなく、

現実的な結果が第一になります。

例えば儲かればいいと、利益だけを追求する、

物を得ることで満足できればいいというようにです。

自分は外向性・内向性どちらへお関心が高いかを知り、

外の世界の結果にばかり関心が高いならば、心の内的世界に関心を向けるように、

また自分の心の世界にばかり関心が高いなら、そとへ向かって働きかける努力をしてみてはどうでしょう。

使われない性格の面は劣等機能となり、未成熟なまま留まります。

自分を知ることは自分を成長させることになります。

 - インテグレーター養成講座1 性格論- より

                 インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

« 大阪出張セラピーのお知らせ(平成27年3月13日) | トップページ | 大阪 子育て相談室 日程のお知らせ(平成27年3月24日) »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 分析家の独り言 640(外向性・内向性:自分を成長させる):

« 大阪出張セラピーのお知らせ(平成27年3月13日) | トップページ | 大阪 子育て相談室 日程のお知らせ(平成27年3月24日) »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ