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2015年4月15日 (水)

分析家の独り言 650(親密性、絆)

人間関係において親密性ということはあります。

夫婦、親子など親しい関係で、健康な親密性をつくることは大切なことです。

親子関係では、どうしても養う側(親)と養われる側(子ども)が、対等な関係になりにくい状況があります。

養う側の親の言うことを子どもはきかなければいけないという関係では、

健康な親密性を築くことはできません。

親が「勉強しなさい」、「手伝いなさい」と言えば、子どもはしたくなくてもそれをするしかなく、

逆らえば、怒られ非難され、待遇が悪くなります。

こういう場合、子どもは主君に仕える家臣のように絶対に逆らえなくなります。

この親に逆らえない親子の結びつきの強さは、子どもが親から自立することを阻みます。

健康な親密性とは、まず対等な関係であること。

  支配と服従など上下の関係ではなく双方が同等である。

そして、その二人の間に信頼と尊重があること。

  信じて頼ることができ、互いを大切にしあう。

  そのために、自分の意見や考えを押し付けない。

更に、相互性があること、です。

 一方的に命令指示したり、言うことをきかせるのではなく、互いに言いたいことが言える。

 

ただ馴れ馴れしくしたり、いつもベッタリとくっついたりするのが親密性ではなく、

親密性とは、どんなに離れていても信頼によって結ばれている絆が存在することです。

そうすれば寂しくありません。

親密性や絆をしらないために、人は支配と服従によって他者を縛りたくなるのでしょう。

本来、子どもは健康な親密性、絆を家族の中で学習します。

しかし、実際には学習することが難しいようです。

分析を通して親密性や絆を、クライアントとインテグレーター(分析家)の間で築いていきます。

                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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