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2015年5月20日 (水)

分析家の独り言 658(我が子の不登校への対応法)

分析に来られるクライアントの相談内容で多いものの一つは、子どもの不登校です。

これまで学校に行っていた子どもが、行き渋ったり、突然行かなくなったりして

親御さんはどう対応したらいいのか困ります。

学校でのいじめがある場合もあります。

いじめがある場合は、子どもが心身ともに傷つきます。

その傷をそれ以上深くしないために、安全性を一番に考え子どもの意向を聴いて、

学校を休ませます。

転校するか、塾、家庭教師で勉強を補うか、ゆっくり休ませた方がいいかは、

その子の自我状態によります。

自我脆弱なために学校・友達の中に入ることが難しい場合もあります。

自分に自信がなく自己肯定感もなければ、些細なことで傷つきます。

自分と他者との境界も曖昧なので、簡単に他者の言動がその子の心に突き刺さります。

相手に悪意がなくても、物事をマイナスに取ることもあり、

親や周りからが見ればそんなことぐらい大したことではないと思う事も、

その子にとっては大変な恐さを感じたりします。

そういう子どもを無理やり学校に行かせると、いじめがなくても自我は傷つきます。

もともと自我が脆く弱いのですから、まず家でゆっくりさせてあげることです。

ところが、親はどうしても学校に行かせたいと思う方が多いです。

学校に行かないならせめて塾に行ってほしいと思います。

勉強が遅れると大変で、子どもの将来が心配になるのでしょう。

しかし、ここで対応を間違えると、もっと子どもの状態は悪くなり、

結局、後になって渋々学校を休ませることしかないとわかります。

それならもっと早くに休ませていたら、良かったのにと思っても、

マイナスを重ねてしまったことで子どもは更に傷つき、回復に時間がかかります。

子どもの訴え、意向を聴かなかったつけは大きいです。

親が良いと思う事を子どもの意志を無視して、押し付けたり無理強いしたりしないことです。

親と子どもは別の人間であって、親がいいと思うことが、

そのまま子どもに当てはまることはないからです。

親が子どもを一人の人間として尊重することが大切です。

ただ、親自身がどれだけそのまた親に尊重されたかで、子どもを尊重できるかも決まります。

子どもを尊重するとはどういうことか、

子どもへの対応法など、精神分析の中でお話しします。

不登校など子どもの問題は、その両親自身、家族の問題が根幹にあって浮かび上がってきます。

ご相談ください。

分析理論を学んで、精神の発達の仕方、在り方を知ることも有効です。

077-558-8766(電話) 

090-7357-4540(携帯電話)

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                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

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http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

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