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2015年7月 9日 (木)

分析家の独り言 681(なぜ女性は占いや魔法が好きなのか)

私達の精神内界には、意識できる領域と、

その下に意識することを拒む内容がしまわれている無意識の領域があります。

自分が嫌な想いをして傷ついた、その記憶をいつも意識していると辛いので、

無意識に追いやり普段は忘れています。

この傷ついた記憶は言語であり、これを意識化=言語化すると、

その時の不快な感情まで思い出してしまいます。

そのために傷ついた記憶が意識に上がって来ないように、

しっかり無意識にしまっておこうとする心の働き、その技術を『防衛』と言います。

例えば、エディプス期(4~6歳)の女の子は自分にペニスがついていないことに気付きます。

力の象徴であるペニスに憧れ羨望し、自分もつけて欲しいと思います。

女の子はそれをつけられず持てないことにがっかりし、更に無力感・屈辱感を持ちます。

それを自分には力がある、何でも出来るということで防衛しようとします。

そこで使われるのが魔法や呪術です。

魔法や呪術は、超人的な能力です。

私が子どもの頃(1960年代)、なんでも望むものに変身できる魔法のコンパクト

鏡の精からもらった少女『ひみつのアッコちゃん』というアニメがありました。

魔法のコンパクトの力を使って変身して、人助けをします。

これは魔法を使って、自分の無力感・屈辱感を克服することを漫画にしたものです。

当時、人気の漫画・アニメでした。

女性が魔法や占いを好むのは、このペニス羨望があるためです。

女性誌には星占いなどが載っているのもこのためです。

星占いは、朝のテレビの情報番組でも見かけます。

男性は身体的にペニスを持っているので、羨望する必要がなく

女性のように占いや魔法に興味が向かないのが普通です。

心の在り方が、興味関心の対象を選び、行動化します。

精神分析の理論を通して社会の様々な事柄の理由がわかり、

なるほどと納得がいき、理解でき、そのことが面白いと感じます。

  - インテグレーター養成講座5(防衛行動)- より

 

 インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー

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