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2015年9月15日 (火)

分析家の独り言 701(性格:親が変われば子どもも変わる)

「性格は後天的に環境(家庭・学校・社会・会社等)や文化によって形成された

狭義の人格を指す」


私達は生まれ持った気質の上に、生まれてからの経験が積み重なっていきます。


その最初は、家庭環境の中でつくられた対人関係(親子関係)です。


子どもは母に父に可愛がられるには、気に入られるにはどうしたらいいだろう、


怒られないためにはどうしたらいいだろうと考えます。


そうして親との交流のパターンをつくっていき、


このパターンの枠組みを『 性格 』といいます。


 


人間は刺激に対して反応しますが、その反応が固定しやすく、


ワンパターンになります。


このために「性格は変わらない」と言われます。


刺激と反応のパターンが性格をつくるといえます。


すると性格を変えるためには、一つには刺激を変えることです。


同じことを繰り返していれば、同じ反応で済むため


考えたり工夫したりする必要がなく楽ではあります。


刺激を変えると、それに対する反応を考え新たに学習しなければなりません。


刺激を変えるために、環境を変える、新しいことを始めるという方法があります。


しかし、それには勇気が要ります。


新しい環境、新しいことは予測がつかず、


これまでの刺激に対する反応では通用しません。


そのためには自分をしっかり持っていなければ対応しきれず


新しいことに取り組むことができません。


現状維持の中で無難に生きていくことを選びます。


そこは変化がなく安心していられますが、退屈な世界です。


しかし余りに不安や恐怖を経験してきた人にとっては、


退屈とさえ感じないかもしれません。


それらの多くは、子ども時代の親との関係により傷ついた心が影響し、


それが心配性、恐がり、引っ込み思案などの性格をつくります。


家庭で親との関係で子どもの性格はつくられていきます。


簡単にいえば、承認・称賛で育てれば明るく大らかな性格になり、


厳しく怒って育てれば、萎縮しイライラした性格になるでしょう。


子どもが勝手に消極的であったり、マイナス思考、攻撃的になったのではなく、


親の言動、子どもへの接し方が子どもの性格をつくっていきます。


ですから、子どもを変えようとするなら、子どものマイナス面を指摘するのでも、


怒るのでもなく、まず親が変わることです。


そのことにどこかで気づいた人は自分と向き合うことを覚悟します。


その一つの方法として精神分析を選び、取り組むと決めて分析に来ます。


悩みながら、躊躇しながらも精神分析の戸を叩く人、


子どもの問題は親である自分に原因があると覚悟を決めて来る人、


様々おられます。


自分と向き合い、自分を変えることは簡単なことではありませんが、


寄り添います。


共に取り組み,プラスに向けて歩みましょう。


 

   - インテグレーター養成講座1 性格論12  より


 インテグレーター(精神分析家) 登張豊実



http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ


http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法


http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン


http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー


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