« スカイプ・インテグレーター養成講座Ⅰ‐3開講日程のお知らせ(平成27年12月24日) | トップページ | ラカン精神科学研究所 年末年始休みのお知らせ(2015年-2016年) »

2015年12月18日 (金)

分析家の独り言 721(オールOK No.11:会話と理解、信頼)

対人関係において、あからさまに相手と戦うこともります。

また、自分の心の中であれこれ相手への不満や文句を持って、

内戦状態になります。

この内戦状態を終わらせて、平和解決に必要なものは『話し合い』です。

国と国との争いも、人と人との争いも、

その中の夫婦、親子の争いを平和に導き、自分自身と和解するのも『対話』です。

力ずくで攻撃すれば武器を使うことになります。

これは親子関係でもよく使われ、「言う事をきかな

いなら叩くぞ」

「家を放り出すぞ」などと威嚇します。

話し合ってわかり合うには、会話能力が必要です。

この話し合いをするためには言語力も必要です。

そして相手を自分の思うように動かしたい、ではなく、

相手を理解しようとする心が大事です。

親子や夫婦では、どうしても自分の思いを相手に押し付けたくなります。

相手の意向をきこうとしません。

特にこれを思春期の子どもがされると、当然反抗的態度になります。

それは子どもとして正常な反応です。

ところが、親が会話能力や言語力を持っていないと、話し合うことが出来ません。

いつも言い合いになって喧嘩別れし、平和解決にいたれません。

子どももいくら話しても受け入れられず説教されるだけでは、話す気になりません。

すると、親から何かを言われるだけで、文句か否定だと受け取り、

「またか」と、聞く耳をまたなくなります。

こうなってしまうと、子どもは話し合いの場でさ避けるようになります。

これまでの経験から、親は口を開けば自分への文句や攻撃である

というイメージが固定化されたためです。

それを解くには、親の思いをまず語るのではなく、子どもの気持ちを聴くことです。

そのためにお母さん方には、「口を閉じて子どもの言う事をよく聴いてください」

と言います。

これまで積み重ねた、子どもの想いをくみ取らず、

親の思いを一方的に押し付けるマイナスが多ければ多いほど、

子どもは親を見限っていて、話そうとはしません。

それを時間はかかっても、根気よくほぐして本音を語ってくれるようにすることです。

そのための対応が『オールOK』です。.

これが出来るようになるための話し合いが、精神分析です。

そして、これによって不信から信頼をつくっていきます。

親自身も知らない『会話』、『理解』、『信頼』を、子育てを通して学べます。

対応したお母さん、お父さんが成長します。

簡単なことではなく、時間もかかりますが、

これに取り組もうとするお母さん、お父さん方がおられます。

奇跡的に私もその一人であったことを、ありがたく思います。


インテグレーター(精神分析家) 登張豊実


http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所ホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー

« スカイプ・インテグレーター養成講座Ⅰ‐3開講日程のお知らせ(平成27年12月24日) | トップページ | ラカン精神科学研究所 年末年始休みのお知らせ(2015年-2016年) »

子育て」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 分析家の独り言 721(オールOK No.11:会話と理解、信頼):

« スカイプ・インテグレーター養成講座Ⅰ‐3開講日程のお知らせ(平成27年12月24日) | トップページ | ラカン精神科学研究所 年末年始休みのお知らせ(2015年-2016年) »

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ