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2015年12月24日 (木)

分析家の独り言722((インテグレーター養成講座修了証書授与に寄せて)

この度、インテグレーター養成講座の全過程を終了されたクライアントに、

終了証書を渡すことが出来ました。

途中、事情で一旦講座をお休みされましたが、また復帰されました。


復帰された時の言葉は、「インテグレーター養成講座の理論は家の宝になる」でした。

クライアントは「自分が学んだ精神分析理論(インテグレーター養成講座)の

テキストとノートを残しておけば、いつか子どもか孫か、そのまた先の人が

見てくれる時が来れば役に立つと思う」と言われます。

孫の養育についてお嫁さんに聞かれた時は、精神発達論に則ってアドバイスしたそうです。


例えば、息子夫婦は仕事が忙しく3人めの子どもを1歳過ぎた頃、

保育園に入れたいと言いました。

クライアントは「それは止めた方がいい」と言いました。

当然、子どもを保育園に預けて子どものお母さんが働くことが、

子どもの精神の発達に大きなマイナスを与えるからです。

クライアントの言葉に、息子さん達は何も言わず従ってくれました。


お嫁さんの愚痴の聞き役にもなりました。

夫婦が仲たがいし、お嫁さんが「もう(クライアントの息子さんと)別れたい」

と言った時にも、話しを聞き、共感し、

「それは本当に腹が立つよね」

「貴女(お嫁さん)には貴女の生き方があるから、よく考えて決めたらいい」

「私はあなたの味方だから」と話したそうです。

クライアントは「ああ、自分は息子達のためにこの役をすればいいんだ」と思ったと。

そして「こんなことを話している嫁姑はまずいないだろう」と

お嫁さんと二人で笑ったそうです。


ご主人は、学んだ理論を家で振り返り机に向かうクライアントを見て、

「そんなにお前が、勉強が好きだったとは知らなかった」と言いわれました。

クライアントは理論を学んで、いろいろな物事の見方、とらえ方、

考え方が変わったとも言われます。

それを実生活の中で活かすことで、家族の人間関係もうまく回るとも言われます。


精神分析理論は人が生きる上での指針となります。

私もわからなくなった時迷った時、

そしてインテグレーター養成講座をする前にはテキストやノートを読みます。

読む度に新しい発見があります。

こんなこと聴いたかなと思う事も出て来ます。

その時は自分のコンプレックスで、聞けなかったり、

拒否してしまって心に残っていないのでしょう。

人の心、無意識の厄介さを、身をもって感じます。

精神分析の理論(インテグレーター養成講座)を学びたい

と言われるクライアントが増えてきました。


あなた自身のために、またあなたの大切な人のために、

是非、精神分析の理論を学んでいただきたいです。

クライアントの要請に応えて、来年1月より『ラカン講座』を開きます。

(この文章は、クライアントの了解を得て掲載しています)


インテグレーター(精神分析家) 登張豊実


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