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2016年4月13日 (水)

分析家の独り言 745(クライアント自ら気付く)

人は自分が可愛いので自分は間違っていない、一生懸命頑張っていると思います。


そして悪いのは、外、他者で、夫、妻、子ども、親、他者であり、


そのせいで自分はこんなに苦労していると思います。


分析で、クライアントは家庭などでの不満を語ります。



子どもの問題を語りながらも、


多いのは、妻が夫の、または夫が妻への不満です。


夫婦共謀という理論があり、夫婦は互いに共通のテーマを持ち、


その無意識を相手に転付し合います。


共謀はやがて争いが絶えなくなったり、子どもなどの第三者を巻き込みながら


行き詰っていきます。


(インテグレーター養成講座2病理 下巻 『夫婦共謀』でこの理論を詳しく話します)



配偶者の心無い言動を嘆き、「相手がもっと~であればいいのに」と言います。


ところがある時クライアントは、

「自分が変わらなければいけないんですね」と言います。


いつか自分で気付いてくれる時がくる、と待っていましたが、


分析場面で語りながら、精神分析の理論を学び、


クライアントからこの言葉が出た事に感動します。


他者から言われた事はシブシブ受け入れる事になりかねませんが、


自分で気付いたことは、納得して自ら実践する事になります。


そこに自主性・主体性があります。


分析家が言うのではなく、クライアントが自ら気付くのは尊い事です。



自分を変える事はたやすい事ではありません。


それでも気付けば変えていける、その意志とエネルギーを


人は持っているとクライアントに教えられます。


そしてそれはまた私にフィードバックされ、


自分も頑張って自我理想に向かっていこうと思わせてくれます。


インテグレーター(精神分析家) 登張豊実


http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ


http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン


http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー


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