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2017年1月 5日 (木)

分析家の独り言 769(『甘え』と『甘やかし』の違い:オールOK No.14)

子ども時代の『甘えと依存』をしっかりと満たしておく事で、

子ども時代を健康な形で卒業し、自立に向かう大人の世界に移行していけます。

子ども時代の『甘えと依存』は『オールOK』によって満たします。

これを言うと、必ず「そんな事をしたら我がままになる」

「甘やかすなどとんでもない」と言われます。


『甘え』とは、子どもが要求した事だけに応える事です。

『甘やかし』とは、子どもが要求していない事を親が勝手にする事です。

甘やかされた人は、待っていれば親・他者がやってくれるので

自分からしようとはしません。

やってもらう事が当たり前なので、やってくれないと文句を言います。


例えば、自分で靴下をはける子どもがいます。

しかしお母さんに「靴下をはかせて」と言います。

これが子どもの甘えです。

お母さんは『オールOK』で対応するので、子どもの要求通り靴下をはかせてあげます。

甘やかしは、子どもが「靴下をはかせて」と言わないのに、お母さんがはかせます。

そうすると、子どもは自分でやれる力をお母さんに奪われた事になります。

こうして親の都合と勝手な思いで過剰に子どもの関わって、

子どもの成長の芽を摘んでいます。

この違いを理解して子どもに対応してもらいたいです。

過剰な過干渉の上に、「あれを死なさい」、「これはダメ」と命令指示されると、

根こそぎ主体性は奪取されてしまいます。


子ども時代の不適切な対応による主体性の奪取や、欠損、欠如、固着は、

結婚したパートナーとの間で再び繰り返されます。


       - 精神分析理論講座 夫婦共謀2 自己愛的・口愛的共謀 より -


              ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


http://lacan-msl.com/ラカン 精神科学研究所のホームページ

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

 

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