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2018年6月 3日 (日)

分析家の語らい32(『ボクらの時代』:漫然と生きてはいけない)

日曜日の朝、『ボクらの時代』(フジテレビ)を見ました。

この日はモーリー・ロバートソン氏、ディーン・フジオカ氏、

安藤忠雄氏の三名。


建築家の安藤忠雄さんは、

2009年に胆嚢・胆管・十二指腸にがんが見つかり、すぐに全摘、

5年後に膵臓と脾臓にがんが再発し、これも全摘。

5つも臓器がなくても建築家として今もなお仕事をしておられます。

その彼は「生涯、青春していたい」、

「そのために、体力と気力を鍛えなければいけない」と言います。

「希望・やる事があるから生きていける」と。

二度のがんと5つの臓器摘出にもかかわらず、

今も精力的に仕事に向かうには、希望とやる事があるから。

ただ漫然と何となく生きるのではないという事。

「いつも脳を使って考えろ」と我が師に言われます。


また、安藤忠雄氏は「地球儀を見なければ、自分のいる位置がわからない」

「日本の地図しかない人は終わり」とも言いました。

広い視野から自分を見る事が大事という意味に受け取りました。

自分の狭い考えだけで物事を見ていては、自分も人も世界も見えない。

平面の二次元ではなく、三次元で見るのでは、

見え方考え方が違います。

それは、二次元で生きている人はナメクジと同じ。

崖っぷちにいても、落ちかけるか、落ちなければその危険性がわからない。

宇宙のサテライトから見るくらいの広い視野から見る視点が必要と言われます。

この視点がラカンのいう象徴界を持つという事と理解しています。


自分の位置を知り、そこから自分はどこを目指すのか。

どう生きるのか、何を目指して生きていくのか、という事を

改めて考えさせられる朝になりました。


自分が出会う事、もの、言葉は全て自分に必要な事。

そういう場面、出来事、言葉に出会っていても

漫然と生きて、それを聴き取り、受け取る態勢がなければ、ただ流れていきます。

それを精神分析は教えてくれます。


もし今が楽しくなく、仕合せで無いならば、

どうなりたいか、どうすればいいかを考える事です。


ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実


埼玉県鴻巣市富士見町710   ℡090-7357-4540


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